これは備忘録です。ふぁるこは高卒です。とても慶応義塾に入れるようなアタマはしてませんんでしたが、福沢諭吉の教えはずっと現代にも続く普遍性があると思います。そこで今日は福沢諭吉の商人の道をご紹介。
商人の道
農民は連帯感に生きる
商人は孤独を生甲斐にしなければならぬ
おしならべて競争者である
農民は安定を求める
商人は不安定こそ利潤の源泉として喜ばねばならぬ
農民は安全を欲する
商人は冒険を望まねばならぬ、絶えず危険な世界を求めて
そこに飛び込まぬ商人は利子生活者であり隠居であるに過ぎぬ
農民は土着を喜ぶ大地に根を深くおろそうとする
商人は何処からでも養分を吸い上げられる
浮草でなければならぬ
その故郷は住む処すべてである
自分の墓所はこの全世界である
先祖代々の土地などと言う商人は一刻も早く算盤を捨てて
鍬(くわ)を取るべきである
石橋をたたいて歩いてはならぬ
人の作った道を用心して通るのは女子供と老人の仕事である
我が歩む所そのものが道である
他人の道は自分の道ではないというのが商人の道である
福沢諭吉
今の大企業至上主義の就職活動なんかを見ていると、今の日本人は安定ばかりを求めているんだなぁ、としみじみ思います。
石橋をたたいて歩いてはならぬ
人の作った道を用心して通るのは女子供と老人の仕事である我が歩む所そのものが道である
他人の道は自分の道ではないというのが商人の道である
この言葉が胸にグサッと刺さりました。
福沢諭吉の残した言葉
もちろん一番有名なのは『学問のすゝめ』でしょうけれど、他にも脱亜論なんかも、現代良くも悪くも注目されていますね。
慶応義塾卒業生もそうでない方も。