面白い記事がはてなのホッテントリに入っていたので、婚活を経て結婚した僕が婚活のことを少々語ろうかと。
件の面白い記事はこちらです。
ざっと要約すると、婚活女子たちに、君たちがのぞんでいる条件は高望みなんですよ、ということを、反論覚悟で書いている記事です。
例えば、
我が家に集まる婚活女性達も、お相手に望む年収を「600万円以上」と掲げて婚活に励んでおります。
そして、毎回嘆いております。
「良い人がいない。全くいない。」
と。
そこで、提案してみました。
ここはひとつ、お相手の年収を200万ほど下げて探してみてはどうか?
そうすれば、素敵な人も話の合う人もいるのではないかと。
しかし、彼女達はなかなか首を縦には振りません。
「私は普通でいいのです。自分が育った家庭のような、普通の。」
と、大抵返されます。
でもね、その「普通」は、経済成長していた日本の、お父さんの給料が上がっていった時代の特殊な「普通」であり、今ではもはや特権階級なの。と、おばちゃんは言うのでした。そして、若いお嬢さん方に置かれましてはこれから、「専業主婦」という立場は「貴族」と思った方が身のためです。
ボクの婚活はどうだったか?
ボクはオッサンばかりの職場で働いていましたし、女子が居る職場であったとしても職場恋愛には消極的な方なので、それ以外での出会いに期待していたわけです。
女友達はそれなりにいましたし、その子たちに紹介してもらったりもありました。あ、健全な友達関係ですよ。今も嫁さん込みで付き合いあるくらいですし。けど、この人だ、と思える人にも会えなかったわけです。
そこで某大手婚活会社のネットサービスに登録して出会ったのが今の嫁さんでして。当時僕が29歳、嫁さんが25歳でした。実は婚活市場で20代のまして前半となったら本当に人数が少ないんですよね。人気もあるし。
まぁどうやって口説いたかは…この話の趣旨とはズレるのでここでは割愛しますがwwwwwwwwwwww
所詮スペックでしょ?
ただ、古くはお見合いの釣書にしてもそうですが、恋愛結婚ではなく婚活で結婚となると、自然に出会えば見た目やフィーリングから入るところ、その人のスペックから入るんですよね。例えば職業とか年収とか。わざわざ婚活してまで結婚するのにこの先苦労する人と結婚したくない、みたいな。当たり前っちゃ当たり前の話。ここは何か外野が策を講じてどうこうできる問題じゃないんじゃないのかなぁ。
婚活してる人に対して直接、スペックどうこうの考えを改めさせるより、景気を良くした方が早いよね。
だって、哺乳類のメスは、より良い遺伝子を残そうとするのが本能でしょ?そして自分の子供を安全に育てたいと思うでしょ?
それが昔なら狩りがうまいとか、力があって他の部族に攻められても負けないとかだったのが、今は経済力になっただけであって。
感情の一切入らない段階で相手を選ぶのならスペックで選ぶのも無理のないことだよね。お互い支えあって生きていく、というのはもちろん理想だけど。お互い好き合って自然とこの人と居たい、結婚したい、と思った人とならともかく、婚活で最初からそれ前提を求めるのはしんどいんじゃないのかなぁ。
衝撃的!!オマエは高望みしすぎ!!
最後に、僕が見た自分のスペックに対して相手に希望することがえげつなかった婚活サイトの自己紹介欄です。
- 40代後半 男性
- 年収:250万円(パート)
希望する相手:共働きしてくれる20代のかわいい女性。介護が必要な母親が居るので同居してくれる人。だれか相手してくれると思ったんでしょうか?介護ヘルパー兼ATM希望ですか?
- 40代 女性
- 年収:家事手伝いのため無し
希望する相手:年収1000万円以上で年下でかっこよくて婿養子になってくれて自分の親と同居してくれる人。だれか相手してくれると思ったんでしょうか?介護ヘルパー兼ATM希望ですか?ちなみにこの女性、女捨ててるのか!?という写真が載ってましたが。。。
自分と釣り合いが取れている人と結婚するんですよ、結局。年収600万はいまや普通じゃなく、かなりの勝ち組です。なおかつ、結婚適齢期にその金額を稼いでいる男なんてごくごくごくごく一握り。しかも既婚率はかなり高い。
そしてそれが普通だと思っているなら、仮に結婚できたとしても感謝したりとかしないんでしょうねー。600万稼ぐ、という価値がわからない人とは結婚したくないわな。あ、これは引用元の記事に対する同調のコメントです。詳しくは上記の記事を読んでみてください。
と、600万の半分強ぐらいの年収ながらも楽しく暮らしてる、もうすぐ二人目が生まれる男のたわごとでした。