高野山に行くには南海電鉄の「天空」で

いい季節はあっという間で、そろそろ梅雨入りですねー。九州はもう入ったみたいですよ。

良い季節になると高野山へ行く方が増えてきます。冬は厳寒の地ですから、やはり暖かくなってきてから行く方が多くなるんでしょうね。

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via:旅の写真画像集

高野山へは電車なら南海電鉄を使って極楽橋まで行き、そこから南海ケーブルで高野山まで上がる、というルートになります。通常特急こうやに乗るか、橋本発の各停で上がるか、でしょう。まれになんばからの直通の急行や快速急行もありますが、それも橋本から極楽橋までは各停です。

ここでマメ知識。南海高野線に「普通」というのはありません。「各停」です。逆に南海本線には「普通」が走っていて、「各停」はありません。

マメ知識①:南海本線と並走している高野線の列車だけが停車する駅があるんですね。「今宮戎駅」と「萩之茶屋駅」です。なので、高野線は各停、本線は普通、と表記しています。

マメ知識②:高野線の橋本-極楽橋間は超急勾配。制限速度が33km/hの箇所が大部分を占めます。ちょっと特殊な運転技術が必要なので専属運転手がいます。また、車両も急勾配対応の車両しか走れません。全部が全部橋本より先へ乗り入れできるわけじゃないんですね。

話がそれましたが、高野線に行くのにおすすめの列車があります。それが、いまからご紹介する「天空」です。

特急 天空

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既存の山岳用車両を別の用途に使っていたのに、天空になるため、再度山岳仕様に改造されて帰ってきた車両です。

中はなかなかどうしてゴージャスなつくりになっています。

deck

oneview

compartment

上から展望デッキ、美しい景色が見られるワンビュー座席、4人掛けシートです。

天空 予約方法

天空は、乗車日の10日前の午前9時から予約受付をしています。最終受付は前日の夕方5時まで。受付は電話のみとなっています。当日予約はできません。ご注意ください。

●予約専用フリーダイヤル
 0120-151519(9:00~17:00)

電話予約だけ、ってのがなんとも…古典的ですねw
空席状況についてはこちらで確認できます。

天空の運行スケジュール

天空の運行スケジュールは以下の通りです。
3月~11月の土・休日…1日3往復
3月~11月の平日 / 12月~2月の土・休日…1日2往復

■平日(水曜・木曜は運休。但し祝日の場合は運行)
橋本発 10:15 / 13:40
極楽橋発 11:59 / 15:37

■土日・祝
橋本発 8:30(3月~11月のみ) / 10:32 / 13:22
極楽橋発 9:14(3月~11月のみ) / 11:56 / 15:27

天空の乗車料金

天空は、通常の乗車料金にプラスして座席指定料金がかかります。一律大人510円・小人260円です。
ちなみに主な駅からの運賃はというと、

  • 難波から…大人870円・小人440円
  • 関西空港から…大人1400円・小人700円
  • 橋本から…大人440円・小人220円

ちなみに、高野山までは極楽橋からケーブルカーで上がりますが、それが大人390円・小人200円です。
高野山まで行くときは、大人は単純に極楽橋までの運賃とケーブルの運賃を合算したものが実際の運賃です。が、小人は一旦大人の運賃を計算し、それを2で割り、10円以下は切り上げたものが運賃になります。

まとめ

高野山、いいですよ。真言宗の総本山です。いまどきで言えばパワースポット。それもとんでもなく強力です。

どうせ行くなら観光列車で行ってみるのもいいかもしれませんね。

くれぐれも当日予約はできないことをお忘れなく。では…Have a nice trip!!

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