ネット選挙解禁で、選挙運動はどう変わる?

ついにネット選挙が解禁されました。今まで時代遅れ感は否めなかったのですが、これでやっと少しは時代に追いついたかな?
何が解禁になったのか、一つずつ見ていこうと思います。

ネット選挙「活動」が解禁になった。

解禁になったのは選挙活動です。投票が電子投票になったわけではありません。

何ができるようになったのか?

わかりやすい解説がワードリーフにのってました。

20130420-102251.jpg

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130418-00010001-wordleaf-pol

この画像ですべて説明がついてしまうんですがw このままじゃあこれだけでこの記事終わってしまうんですがw

今まで選挙が公示されると、候補者はブログなどの更新もすべて取りやめてましたよね。それがやって良いことになります。一般有権者も、自分が応援している候補がいれば、これからは堂々と自分のネット媒体(メールはダメ)で投票呼びかけることが可能になります。

え?知らんかった?ブログで候補者応援してた?アカンアカンアカンアカン!!これからはいいですけど!今までのは違法行為ですよ。

ネット選挙運動解禁で、選挙運動はどう変わるのか?

今まで候補者の主義主張を知るには以下の方法がありました。

  • 選挙広報を読む
  • 街頭演説を聞く
  • 政見放送を視聴する

主にこんな方法でしょうか?
でも、選挙広報は情報量が少なく、ほとんど箇条書きであること、街頭演説は時間が合わないと行けない、政見放送は候補者一人一人に割り当てられた時間が限られている等、なかなか候補者の政策を見比べることが難しかったりしました。

ですが、ネットとなれば文字数は自由ですし、いつでも自分の都合の良い時間に読むことが可能になります。また、紙媒体を読まなくなった若い世代にももっと政治を身近なものに感じてもらおう、というのもあるとおもいます。ブログやTwitter、Facebookなら双方向でやり取りも可能ですし。直接聞きたいことを候補者にぶつけられますよ。答える時間はなかなかないのかもしれませんがw

候補者の名前だけをひたすら叫び続ける街宣車よりよほどいいと思いますね。

ネット選挙解禁で、選挙運動にかかるお金は安くなるのか?

お金がかからないイメージのネット媒体。有料の広告は党でないと出せないし、ブログやサイトなんかはそんなにべらぼうなお金がかかるもんではないですよね。なので、ネット選挙が候補者の費用負担に大きな影響は及ぼさないだろう、と思ってました。

が。現実はなかなか違うようで。今すでにネット媒体を運営している候補ならまだしも、これから準備する候補は大変です。ネットリテラシーの低そうなおじいちゃんも沢山いますし、サーバー借りてドメイン取得して、CMS導入してサイト構築、プロモーション。仕掛けていく。。。なんてこと、選挙運動でクソ忙しい候補者や秘書にできるわけもなく。結局は外注に出すことになるんだろうと思います。その分費用が増えるわけです。

将来を見据えれば、やらない方がおかしい

高齢者が主な支持層、といった党からは反対意見も聞こえたそうですが、その高齢者も今やネットを使いこなすひとが増えてきました。団塊の世代なんかはガジェット使いこなしてますよねw
あと10年ちょいで団塊の世代も後期高齢者。デジタルガジェットやPCを全世代に渡って使いこなすようになるハズです。

まとめ

やっと、ネット選挙が解禁になりました。我々若い世代がどんどん政治に参加しないと、政治はますます老害化し、高齢者に有利なことばかりを政策として進められてしまいます。支持者の方向く政治するのは当たり前ですからね。

自分たちや子供たちに素晴らしい日本を残して行けるように、若い世代が政治に関心をもち、もっともっと関わっていけたらいいと思います。ネット選挙解禁がその足がかりになればいいですね。

それじゃまた。

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