Googleのトップアイコンが本日3/1は芥川龍之介になってました。今日は芥川龍之介の誕生日なんですね。せっかくですから、天才・芥川龍之介のことを詳しく書いてみます。
優秀だった子供時代
芥川龍之介は、もともと芥川家に生まれたわけではなく、龍之介を産んでしばらくのち、母親が精神に異常をきたしたため、母親なの実家に預けられたんですね。そこが芥川家。伯母に育てられた龍之介少年は、実母が亡くなると養子に入ります。その後、一年に数人しか合格しない、という東京帝国大学文科大学英文学科に合格。同人誌を発行したりと文学の活動を始め、夏目漱石に師事しました。
大阪毎日新聞社時代
慶應義塾に就職が決まりかけるも叶わず、大阪毎日新聞社に入社。といっても、寄稿するだけでよいので出社はしなくて良かったそう。専属作家みたいなもんでしょうか。
客外社員となった後は、上海にも出向いています。
体が弱ってくる
芥川龍之介は生涯がとても短かった作家ですが、30歳ごろから心身を病むようになってきました。神経衰弱や腸カタル、不眠症などなど。湯河原に湯治のために訪れたり住んだりもしていました。最後は諸説はありますが、睡眠薬を多量に飲んでの自殺。35歳の若さでした。
芥川の作品
芥川龍之介は短編を得意としており、長編は大成しませんでした。簡潔でわかりやすい文が多く、児童向けのものもあったので、私も子ども時代に読んだ記憶があります。杜子春などは学校で教わりましたねぇ。懐かしい…。
作品の一覧については下記のサイトにのっています。
http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person879.html
芥川龍之介賞
芥川龍之介が、他の作家より名前が一般的に知られている理由のひとつが芥川龍之介賞です。芥川龍之介没後、葬式で弔辞も読んだ菊池寛が創設した純文学の新人に授与される文学賞です。主に短編、中編が対象になっています。
最近では、綿矢りさなど、若い作家も受賞してますね。
最近、本、読んでますか?せっかくですから芥川龍之介の残した傑作を読んだり芥川龍之介賞受賞作品
を読んでみるのもいいかもしれませんね。
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