【重要】釣りやマリンレジャーには『ライフジャケット』を。【選び方】

節分が終わって暦の上では冬が終わって春が来てから寒気がやってきましたねぇ。3月に入ってからスタッドレスタイヤに履き替えるとは思いませんでした。

とはいえ、確実に春の足音は聞こえているわけでして。これから暖かくなってくるとマリンレジャーに出かけることも多くなると思います。

そこで今日は皆さんに、『ライフジャケット』の重要性について知っていただくことと、どんなライフジャケットを選べばよいか、メリット・デメリットを解説していきます。

スポンサーリンク

なぜライフジャケットが必要なのか

水産庁作成の動画です。具体的データをもとに丁寧にライフジャケットの使い方を解説しています。

着衣で落水したときの身動きのとりにくさは、想像をはるかにこえており、自衛隊員でさえも相当な訓練をしています。ちょっと水泳に自信があるからってできるわけではないです。

また、自分で心の準備ができて飛び込むのとは違い、釣りやマリンレジャーで想定される事態は『不意の落水』です。必ずしも落ち着いて対応できるとは限りませんし、どこかに体や頭を打ち付けて気を失ったり思うように体が動かなかったりする恐れもあります。
まして、海水浴をするようなシーズン以外は海は冷たいですよ。あっという間に体温と体力を奪っていきます。

そして釣りをするところ=潮通しのよいところ=潮が流れているところです。例えば中紀サーフの代表、煙樹ヶ浜。ここのサーフは遊泳禁止です。潮の流れが速いから。でも釣りをする際には一級ポイントなわけです。

沖の一文字。こんなの、ゴンゴン潮流があるに決まってます。すぐに体が流されて行ってしまいますよ。

海をナメてはいけません。

ライフジャケットの選び方

ここからは主に釣りで使うライフジャケットについて説明していきます。それぞれメリット・デメリットがありますので、自分に合ったものを選んでください。

前提として、自分の体に合ったものを選んでくださいね。(特に体重が何kgまで対応しているのかをよくチェックしてください)

ゲームベストタイプ

磯釣りやルアー釣りのタイプがあります。


これがルアーマンが使うタイプ。体一つでアチコチ移動できるように、ルアーケース等を収納しやすくなっています。

こちらが磯釣りに適したタイプ。ルアーマンほど大きなものを収納しませんので、あまりかさばりません。

このタイプのメリットとしては、浮力材が固形なので、後述する膨張タイプと違い、確実に浮くということ。とがった岩等がある磯では膨張タイプは使えません。破れてしまっては元も子もないからです。

そのほかに、ルアーマンであれば体にすべてのものを装着して移動できますので、ウェーディングやラン&ガン等に最適だということがあります。

デメリットはなんといっても暑い!!真夏なんかは本当にたまりません。。。そしてかさばります。これは着用中も、収納時も言えることです。ポケットにたくさんモノを入れれば必然的に重くなりますし。。

■オススメするアングラー

  • 磯釣り師
  • ウェーディングやラン&ガンが多いルアーマン
  • 落ちたときに落ち着いた行動をとれる自信がない方
  • 子供

■オススメしないアングラー

  • 主に防波堤等で釣りをするアングラー
  • 肩こり・腰痛を発症中/避けたい方

膨張式

膨張式には、ベストタイプとベルトタイプがあります。文字通り、ベストのように着用するものと腰に巻くものです。これにも落水すると自動で膨らむ自動膨張と、ヒモを引っ張って自分で膨らませる手動膨張があります。


これがベストタイプ。で、
これがベルトタイプ。

このメリットはなんといっても軽い!!邪魔にならない!!ということに尽きると思います。

しかし、デメリットはけっこうありまして。まず、前述のとおり磯場での使用には適しません。いざ!!というときに作動不良を起こす可能性がゼロではありません。水温が低いときなど、手動式だと手がかじかんでうまくヒモを引けないときがあります。もちろん、手動式で気絶すれば使えません。。

■オススメするアングラー

  • 防波堤での釣りが多い方
  • 長時間釣りをするアングラー
  • 暖かい季節に釣りをすることが多い方

■オススメしないアングラー

  • 磯釣り師(そもそも役に立たない)
  • ウェーディング(道具が何も持てない)
  • 落水時に落ち着いて対応する自信がない方
  • 子供

ライフジャケットも万能ではない

ライフジャケットの必要性と選び方についてここまで説明してきましたが、ライフジャケットも万能ではない、ということを覚えておいてください。先ほどの水産庁のデータにもありましたが、ライフジャケットを付けていても死ぬときは死にます。(ただ、遺体回収は圧倒的にしやすくなります)

気を失ってしまった場合、浮いていてもうつ伏せになってしまって顔が水に浸かったままになる可能性もあります。

ライフジャケットを着ているから大丈夫、と無茶な行動だけは絶対にしないでください。

ライフジャケットを着ているから大丈夫、と無茶な行動だけは絶対にしないでください。

ライフジャケットを着ているから大丈夫、と無茶な行動だけは絶対にしないでください。

大事なことなので3回書きました。

まとめ

命を守るためのライフジャケット。釣行時にはぜひ着用しましょう。少しずつ着用する人は増えてきているな、という実感はありますが、それでもまだまだ。

そして、無茶な行動はせず、ご自身に合ったものを選んで安全な釣行をしましょう。

スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。